忍者ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

11月26日に開かれた、第13回サイバニクス・サロンに、
こっそり参加させていただきました。
「身体・生理特性を利用した新しい人支援技術に向けて」というポスターを偶然見かけて良かったと思います。

文系出身で数3・cも知らない私が、こんなところに来て良いものか…というためらいもありましたが、
以前の記事で書いたとおり、デザイン系の人々で構成された世界にいると、大分考えが固定されてしまうので、いろんな分野の方々が、どんなことを研究、実践されているのかを垣間見ることができて新鮮でした。何より、一人で来てしまって緊張していた私に話しかけて頂いて、とても嬉しかったです!

特に、演奏支援についてのお話は大変面白く、人支援技術について考える素敵なきっかけとなりました。
人支援技術とは、人が必要なときに必要な支援をするもの、必ずそこに意思・意図があるものだと聞いたときは、デザイン系でよく耳にする「ヒューマン・センタード・デザイン」の考えに通じるものがあるなと思いました。

また、自律分散的アプローチのお話は、結構デザイン学生に受けるものでした。蟻塚や鳥の群れ、イワシの群れなどのように、小さな、ローカルなシステムが結果として全体に表れる、というのは、表現の世界でも面白い題材です。生物的な行動・システムも大好物ですね。あと、小さな部分から結果的に全体が構成されるということで、ペンローズ・タイルを思い出しました。

以前、デザイン系以外の人がもつ「デザイン」のイメージが、デザインと乖離していると書きましたが、それは他の、ほとんどの分野でも言えることなのだろうなと思いました。知ろうとしなければ、分かったつもりにすらなれない。大学という特殊な機関だから尚更、なのかもしれませんが、デザインに関わる者としても、自分から進んで知ろうとする気持ちを大切にしたいと思いました。

拍手[4回]

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
E-Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
TrackbackURL:
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[01/26 久美]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
Misa IKEDA
HP:
性別:
女性
自己紹介:
筑波大学芸術専門学群
デザイン専攻
プロダクトデザイン領域
バーコード
ブログ内検索

Template by Emile*Emilie
忍者ブログ [PR]