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>古川さま

コメントありがとうございました!
やはり、建築はいろいろな人が訪れることを想定して
しっかり法律が定められていますものね…
いやはや、建築士の免許取得のために集中授業などで建築法規、構造力学などなど…と必死に学んでいる建築系学生たちを見ているだけでも、建築の方ってすごい、と思います…

建物でのユニバーサルデザイン繋がりですが、以前「ユニバーサルデザイン論」の中で、とある商工会議所のお話がありました。
クライアントの方から、「おれたちの会議所に障害者なんて来たことないから、障害者用エレベーターなんていらない!」という旨のことを言われたそうです。
そのときの蓮見先生の切り返しがとても素晴らしかったのです…。

つまり、確かに「車椅子用」のエレベーターであれば、なかなか使われないのに何故か存在している「特殊解」と言われるものになってしまいます。
しかし、エレベーターは、会議の人数分のお弁当を運ぶとき、引越しや買い替えの際に机や椅子や棚などを運ぶとき、脚を怪我したとき、めちゃくちゃ疲れているとき、お年寄りが利用するときなど、様々なシーンでも十分に「一般解」として活躍してくれる訳です。このように、特定の人が使うであろう「特殊解」のものと、本当に誰でも使う「一般解」が存在しているのですが、公共の施設などでは「一般解」を実行していかないと、なかなか利用されないまま廃れていき、利用したいと思ったときに使えない「税金の無駄遣い」になってしまうという訳ですね。「これは私たちの使うものではない」というスタンスでは、「特殊解」しか生まれないのだなと思いました。こういうことをしみじみと実感させられる、蓮見先生の講義がすごく良いな~と思います。

また、後日書きますが、今日のデザイン学会にて、「スキルの非熟達者にとって使い方が分かり易く、かつ熟達者にとってそれが煩わしくない」デザインについてのお話を伺いました。ユニバーサルなデザインって、本当に幅が広いですね…。

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