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早くも停滞ブログですみません…!昨日、デザイン演習の最終プレゼンが終わりまして、やっとこさ他の作業に移れます。レポート山積ですが…(筑波は3学期制なので今の時期が学期末)


遅れ馳せながら、11月13日(土)に筑波大学の大学会館で開かれました、「日本デザイン学会秋季企画大会」のことについて、感想を書かせて頂きたいと思います。

今回思ったのは、
農業・医療・工場内・工事現場など、製品の改善を必要としている分野がまだまだあるということ、です。
「残り90%の人ためのデザイン(Design for the other 90%)」とはよく言われていますが、
その前に日本の中だけでも、ちょっと見る方向を変えれば、デザイン(改善)の余地が多くあるのだと実感しました。

前回の記事でも少し触れましたが、やはり「ユニバーサルデザインを意識して」ということが多々ありました。
色覚障害によるデメリットが生じないようにしてあったり、
熟達度に応じた(初心者にとっては分かり易く、熟練者にとっては効率よく作業を行うことができる)ものであったり。特によく耳にしたのは「直感的操作」という言葉でした。
また、個人で理解できたり作業できたりするだけでなく、(日本人的な)習熟の場・システムの形成も、ありなのでは、という意見もありました。
人にとって本当に良いデザイン、底なし沼のようです。

そして、これは日々いろいろなところで思い当たることなのですが、
デザイン系の人々(学生・教授含む)とばかり話をしているとその世界に慣れてしまうといいますか、
そうでない人と話したときに、「デザイン」について乖離が生じます。
今回、「見た目が…」「実現は難しいですが…」という言葉でそれを思い出しました。
確かに私自身、特に工学の知識がある訳でもなく、実際に作ってみたら失敗した、ということは多くあります。
しかし、極端にいえば「見た目重視!あとは知らん!」ってのは、デザイナーではないですよね。
デザインは、都合の悪いものを覆い隠すための単なる皮膚ではないはずです(だからといってデザインの何たるかを語れるほどでもありませんが…!)
もっと勉強します。


ところで、私たちのような暮らしの「デザイン」を享受していない、発展途上国など世界の90%の人のためのデザインについて、前半で少し触れました。与えられる変化が大きく、とてもやりがいがあると思いますし、やってみたいなとは漠然と思いますが、ただ、こういったデザインの大変なところは、それだけでは生活していけないということですよね…。本腰を据えないとやっていけませんが、お金儲け向きのものではないので…だから悪循環に陥ってしまうのでしょうけれども…。そういう流れは、どんどん変えていきたいところです。助成してくれないかな…
というところで、note:2 に続きます!

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