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今日は、「文化学園服飾博物館」と「紙の博物館」に行ってまいりました。
実は、教職科目に「総合演習」というものがあり、その授業では「美術館・博物館へ行き、教育の観点から調査・分析」するのです。
最終的には3人グループで、鑑賞の授業で生徒達を連れてくることを想定し、より良くするためには如何にすべきかを提案、つまりダメ出し(勿論良いところも挙げますが)する訳です。
私のグループは完全に博物館寄りのチョイスになってしまっていますが、これはこれでとても面白かったです。
展示の内容だけでなく、展示の仕方や来館者の様子、スタッフの行動など「美術館・博物館(展覧会)」自体を意識して見るというのは、私にとって今まであまり無かったと思います。(美術館自体あまり行ったことがありませんが…)
文化学園服飾博物館の方は、丁度「日本の型染」展が開催されており、小紋や型友禅など、多くの染物を見ることができて感激でした。小紋って本当に小さいですよね…。「こんな柄ですよ」という拡大サンプルを見た後、実際の着物を見ると「えっ、これ!」という感じでした。
つくづく職人さんって、本当にすごいです…。あんなに細かい柄を寸分の狂いもなく並べて着物サイズにするなんて…気が遠くなりそうです。
あと思ったのは、昔の着物は色がとても良いということです。経年によって変色があるとは思いますが、個人的にはこういうものには「普遍的な良い色」が使われているような気がします。
また、展覧会などでよくある話ですが、「ポスターで見たときにはそんなに好きでは無かったものが、実際に対面すると良いな~と思ってしまう」現象も起こりました。
写真も印刷もベストを尽くしていて、決して悪いとは言わないけれど、やっぱり足を運んでみないことには見えないものがありますね!
…と、言うのは簡単なんですけどね。実際なかなか行けません。
1つ残念に思ったのは、私が訪れた時間帯が悪かったのか、展示会場のスタッフさんがご不在だったことです。来客者年齢層も高めで、静かな館内でしたから、それもそうかもしれませんが…。
鑑賞の授業で、好奇心旺盛な生徒を大勢連れていくと想定すると、寂しいのかなというところです…。
「日本の型染」は12月18日(土)まで開催されています!日曜日は休館とのことなのでお気をつけて。
一方、紙の博物館は前者と対照的でした。王子製紙さんのテリトリーという印象でしたが、展示室に入ると博物館の方が待ち構えていらっしゃいました…!何か質問があれば…と声をかけてくださったかと思うと、これはね…と説明を始めてくださいました。
ここはやはり子供を対象にしているということで(すぐ側に公園もありますし)、対好奇心用の態勢が整っていましたね。
ただ、4Fの展示室はある程度の年齢を想定してあるようでした。3Fよりも断然文字が多く、ルビも最小限のようでした。歴史など、語る内容が多いので仕方が無いですが、ちょっと遠いところに文字がたくさん並んでいる…という印象でした。
しかしどこでも、いろいろなものが置いてあって面白かったです。「ハチが巣を作る様子から、繊維を再構築した紙作りを思いついた」という内容のところでスズメバチの巣がドーンと飾ってあったのには驚きました。
1Fにて「紙漉き体験」にも参加させていただきました。1Fへ降りる際、事務室や何やらが見えて、「ここに来て良いのだろうか…」と不安になりましたが、紙漉き会場が見えて一安心。6~7人の方が順に工程を説明してくださいました。
おかげさまで驚くほど簡単に完成してしまいました…紅葉と折り鶴の型紙が入った葉書が出来ました!「紙」の透かしも入ってます。(封入する材料や透かしのパターンは選べます)

ここでも、私が教職科目の博物館調査に来ているのだとお話しすると、たくさんの資料をくださいました。
紙の博物館のさり気ない見どころは、館内の休憩ベンチが紙製であることです。流石です。これがまた強い。
こちらは月曜日が休館。服飾博物館同様、入館料が(美術館と比べて)安いので、学生にも優しいです。
あと、東京の路線に慣れていないもので、大分迷いました。
慣れている人なら頭に入っているのかもしれませんが、改札を出ないところに路線図がほしいです…。(TXはホームにあるのですが…)
実は、教職科目に「総合演習」というものがあり、その授業では「美術館・博物館へ行き、教育の観点から調査・分析」するのです。
最終的には3人グループで、鑑賞の授業で生徒達を連れてくることを想定し、より良くするためには如何にすべきかを提案、つまりダメ出し(勿論良いところも挙げますが)する訳です。
私のグループは完全に博物館寄りのチョイスになってしまっていますが、これはこれでとても面白かったです。
展示の内容だけでなく、展示の仕方や来館者の様子、スタッフの行動など「美術館・博物館(展覧会)」自体を意識して見るというのは、私にとって今まであまり無かったと思います。(美術館自体あまり行ったことがありませんが…)
文化学園服飾博物館の方は、丁度「日本の型染」展が開催されており、小紋や型友禅など、多くの染物を見ることができて感激でした。小紋って本当に小さいですよね…。「こんな柄ですよ」という拡大サンプルを見た後、実際の着物を見ると「えっ、これ!」という感じでした。
つくづく職人さんって、本当にすごいです…。あんなに細かい柄を寸分の狂いもなく並べて着物サイズにするなんて…気が遠くなりそうです。
あと思ったのは、昔の着物は色がとても良いということです。経年によって変色があるとは思いますが、個人的にはこういうものには「普遍的な良い色」が使われているような気がします。
また、展覧会などでよくある話ですが、「ポスターで見たときにはそんなに好きでは無かったものが、実際に対面すると良いな~と思ってしまう」現象も起こりました。
写真も印刷もベストを尽くしていて、決して悪いとは言わないけれど、やっぱり足を運んでみないことには見えないものがありますね!
…と、言うのは簡単なんですけどね。実際なかなか行けません。
1つ残念に思ったのは、私が訪れた時間帯が悪かったのか、展示会場のスタッフさんがご不在だったことです。来客者年齢層も高めで、静かな館内でしたから、それもそうかもしれませんが…。
鑑賞の授業で、好奇心旺盛な生徒を大勢連れていくと想定すると、寂しいのかなというところです…。
「日本の型染」は12月18日(土)まで開催されています!日曜日は休館とのことなのでお気をつけて。
一方、紙の博物館は前者と対照的でした。王子製紙さんのテリトリーという印象でしたが、展示室に入ると博物館の方が待ち構えていらっしゃいました…!何か質問があれば…と声をかけてくださったかと思うと、これはね…と説明を始めてくださいました。
ここはやはり子供を対象にしているということで(すぐ側に公園もありますし)、対好奇心用の態勢が整っていましたね。
ただ、4Fの展示室はある程度の年齢を想定してあるようでした。3Fよりも断然文字が多く、ルビも最小限のようでした。歴史など、語る内容が多いので仕方が無いですが、ちょっと遠いところに文字がたくさん並んでいる…という印象でした。
しかしどこでも、いろいろなものが置いてあって面白かったです。「ハチが巣を作る様子から、繊維を再構築した紙作りを思いついた」という内容のところでスズメバチの巣がドーンと飾ってあったのには驚きました。
1Fにて「紙漉き体験」にも参加させていただきました。1Fへ降りる際、事務室や何やらが見えて、「ここに来て良いのだろうか…」と不安になりましたが、紙漉き会場が見えて一安心。6~7人の方が順に工程を説明してくださいました。
おかげさまで驚くほど簡単に完成してしまいました…紅葉と折り鶴の型紙が入った葉書が出来ました!「紙」の透かしも入ってます。(封入する材料や透かしのパターンは選べます)
ここでも、私が教職科目の博物館調査に来ているのだとお話しすると、たくさんの資料をくださいました。
紙の博物館のさり気ない見どころは、館内の休憩ベンチが紙製であることです。流石です。これがまた強い。
こちらは月曜日が休館。服飾博物館同様、入館料が(美術館と比べて)安いので、学生にも優しいです。
あと、東京の路線に慣れていないもので、大分迷いました。
慣れている人なら頭に入っているのかもしれませんが、改札を出ないところに路線図がほしいです…。(TXはホームにあるのですが…)
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